カーリング日本女子 3連勝へ向けて夜に韓国戦 吉田知「相手の歓声も力に」 「勝利、カーリング日本女子、連勝スタート」

 ◇平昌五輪 カーリング女子1次リーグ 日本8―5デンマーク(2018年2月15日)

 前日14日の米国戦に続き、同9位のデンマークにも快勝し、連勝スタートを飾ったカーリング日本女子。勝利の瞬間は笑顔も飛び出したが、スキップの藤沢五月(26)は「まだまだ予選(1次リーグ)が長いので、まずは2連勝って感じ。どの試合も大切きのうとは違う氷で戦ったことで、若干課題も残った。反省して次に臨みたい」。準決勝進出を見据え、浮かれる様子はなかった。

 序盤に3点をリードしながら、一時は逆転を許した。それでも「焦らずチャンスを待った。集中できていた」と藤沢。勝因の一つに第8エンドでのタイムアウトを挙げ「チャンスでもあり、ピンチでもあった。時間もあったので(タイムアウトを)取ってよかった」と振り返った。

 この日夜には韓国戦が控える。「地元の歓声がすごいので飲まれないようにしたい」と藤沢。3連勝へ向け、サードの吉田知那美(26)も「アウェー感を味わえるのが五輪という特別な舞台。相手の歓声も力になる。私たちらしいプレーをみてもらいたい」と頼もしく話した。

 ▼本橋麻里(フィフス) モーニングゲームということで情報が少ない中、情報をたくさん集めようと臨んだ。試合が進むにつれて、情報がまとまって投げられていた。

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『「かっこいい」連発、新感覚すぎるスノボ解説の力』 ~ みんなの感想まとめ

【先週の言葉】「かっこいいですね」「おしゃれですね」「しぶいですね」「スタイル入ってます」

 平昌五輪スノーボード男子スロープスタイルの中継で、独特な表現がネット上で“新感覚”と話題を集めた中井孝治さん(33=元ハーフパイプ日本代表)の解説です。冷静、的確な内容とのセットで「分かりやすい」「面白い」と評判でしたが、私も大いにはまった1人。この競技が大切にする「かっこいい」「スタイリッシュ」の見どころがぐいぐい分かってきて、ダイナミックなスポーツ性にすっかりファンになりました。

 前回のソチ五輪から正式種目になったばかり。斜面を滑降しながら、障害物エリアで板さばきのスゴテクを披露したり、ジャンプ台でエアの大技をきめたりするショー要素の高い競技で、技の難易度や独創性が評価ポイントとなる採点競技です。

 空中を縦3回転&横4回転で飛んだりするアクロバティックなパフォーマンスは見ているだけでかっこいいのですが、解説者から「かっこいいですね」というワードが飛び出して新鮮。若者の競技らしいカジュアルな感想が出たのかと思ったら、その後も選手が妙技を披露するたびに「これもおしゃれですよ」「スタイリッシュですね」。文字通り、選手はそこを競っているのですね。人と違うアプローチでジャンプ台を攻略したとか、技の組み合わせが個性的とか、「独創性」というキーワードを何度も口にしていて、この競技の肝がよく分かるのです。

 ソフトな語り口は聞きやすく「人工雪は締まった表面に小麦粉をまいたようなので、エッジをかけすぎるといきなり抜ける」とか、転倒者続出の解説ポイントもなるほど感。派手な転倒にいちいち絶叫しないのも、常に危険と隣り合わせのこの競技のすごみが伝わってきて、「あと30センチ飛んでいれば着地できた」と淡々と続ける解説力に笑ってしまいました。「あんまり喜ばないところもかっこいいですね。『行けるっしょ』みたいな感じで」「スノーボーターとしては、こういうラインにあこがれるんですよね」。この人の解説もかなり“スタイリッシュ”なのです。

 実況の伊藤隆佑アナウンサー(34=TBS)もうまかったと思います。中井さんの言う「独創性」や「流れ」を掘り下げたり、シロウトには長すぎて分からない技の名前はあえて「縦3回転、横4回転」など簡略化したりと、メリハリの利いた落ち着いた実況。競技をよく勉強しているのが伝わってきて、中井さんといいコンビになっていました。

 ちなみに中井さんは12日、ブログを更新し、主なワードを丁寧に補足しています。「スタイル、スタイリッシュ」は、見ただけで誰だか分かる個性的な動きやオリジナリティーの意味で使っていたとし、これをベースに「おしゃれ」は難しいことをさらっとやった時、「かっこいい」はそのままの意味、「しぶい」は地味なところにこだわりやうまさを感じた時、などと記しています。「僕の微妙な解説で分かりにくくしてしまってすみません」とありますが、私にはとても分かりやすかったです。

 男子は米国の17歳、エドモンド・ジェラード選手が金メダルを獲得。予選の時から中井さんの言う「かっこいい」に共感し、決勝はこの選手1択で応援していただけに感動です。大逆転をきめた最後の滑走は、とんでもない角度からジャンプ台に飛び込んでくるかっこよさ。「かっこよかったですね。完璧です」という中井さんの言っていることがだんだん分かってきて、スタイリッシュ解説の影響大でした。

【梅田恵子】(B面★梅ちゃんねる/ニッカンスポーツ・コム芸能記者コラム)

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『日本陸連の瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダーが松田瑞生を絶賛。「野口みずきさんより力がある」』 ~ みんなの感想まとめ

 ◆第37回大阪国際女子マラソン(28日、ヤンマースタジアム長居発着~御堂筋・道頓堀橋南詰折り返し=42.195キロ)

 マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)シリーズの大阪国際女子マラソンは、2017年ロンドン世界陸上女子1万メートル代表の松田瑞生(22)=ダイハツ=が、女子初マラソン歴代3位の2時間22分44秒で優勝し、一発勝負で2020年東京五輪代表2枠を決める「MGC」(2019年秋以降)の出場権を獲得した。

 瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(61)は「ダイナミックな走りで将来性をすごく感じた。ニューヒロインの誕生です」と絶賛。2004年アテネ五輪女子マラソン金メダリストの野口みずきさん(39)を引き合いに出し「松田さんは野口さんと走りが似ているし『センスとかいいな』と思っていた。野口さんよりも跳ばない走り。前にいく走りなのでマラソンにはうってつけ。感覚的には野口さんより力があるかなと思っている。野口さんの日本記録(2時間19分12秒)を切るぐらいの力はあると思います。ああいう走りは大好き。パワフルだもん。女性なんだけど、女性を超えている走り」と賛辞を並べた。

 「松田さんは初マラソンを感じさせないような素晴らしい走りだった。前半は1時間11分59秒、後半が1時間10分45秒で後半の方が1分14秒速い。松田さんは寒いのがあまり得意じゃない。暑い方が得意だと聞いた。寒い中でも走れたので彼女は全天候型。どんな天候でも走れる。五輪向きの選手だなと思う」と、2020年東京五輪の新星に大きな期待を寄せていた。

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