比嘉大吾

井上尚弥が比嘉大吾にバンタム級転向を提案「1階級上げてもキツさは一緒」(防衛大臣、参議院、新潟県)

 世界3階級制覇をかけて5月25日にWBA世界バンタム級王者ジェイミー・マクドネル(32)=英国=に挑戦する前WBO世界スーパーフライ級王者で同級2位の井上尚弥(25)=大橋=が17日、体重超過でWBC世界フライ級王座を剥奪された比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=に2階級上げてバンタム級に転向することを提案した。

 この日、井上は178センチの長身マクドネルと同じ身長の英国人とスパーリングを開始。ダウンを奪うなど圧倒し、好調をアピールした。

 そして、練習後の取材で比嘉の話題になると、「計量オーバーしたことは受け止めて、まだ若いんでメンタルを作り直して復帰して欲しい思いはある。ただ、やると決めた以上はプロとして体重を作らないといけない責任はあるし、そういう所もふまえて復帰して欲しい」と、苦言を交えながらもエールを送った。

 比嘉への減量のアドバイスについては、「自分は根性と気合で落としたんで、アドバイスはない」とキッパリ。だが、自身も減量苦からライトフライ級から2階級上のスーパーフライ級へ上げた経験があり、「(ライトフライから)フライに上げてもキツさは一緒なんで、スーパーフライに上げちゃったし、比嘉もバンタムに上げればいいんですよ」と提案した。

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王座剥奪の比嘉大吾、試合後病院直行…入院していた 『具志堅スポーツ、白井、比嘉大吾』

 体重超過により日本人で初めて世界王座を剥奪された前WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が、9回TKO負けした15日の試合後に入院していたことが16日、分かった。検査のため病院に直行し、数日間は入院する見込み。

 入院に伴い、日本ボクシングコミッション(JBC)は聞き取り調査を行わず、ジムから報告書を提出させた。JBCの安河内剛事務局長は新設する体重超過の罰則規定の概要を17日に公表する意向を示し、比嘉らへの具体的な処分については「報告書を待ってから協議したい」と説明。秋山弘志理事長は「ある程度の示しはつけないといけないだろう」と、長期出場停止などを含めた厳罰処分を示唆した。

 陣営の具志堅用高会長は、2人への沖縄県民栄誉賞の辞退を表明。沖縄県の翁長雄志知事も17日に予定されていた表彰式を見送ることを16日に発表した。

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『比嘉大吾が王座剥奪、体重超過…減量無念のギブアップ 日本人初』 ~ みんなの感想まとめ

 「ボクシング・WBC世界フライ級タイトルマッチ」(15日、横浜アリーナ)

 前日計量が14日、都内で行われ、WBC世界フライ級タイトルマッチで日本新記録となる16試合連続KOと3度目の防衛を狙う王者の比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が体重超過で王座剥奪となった。日本人が世界戦で体重超過となるのは史上初。なお、当日計量を経て試合は行われる方向で合意された。

 比嘉は1回目の計量で制限体重(50・8キロ)から900グラムオーバーの51・7キロで体重超過となった。規定により2時間の猶予が与えられた中での減量を目指したが、午後2時30分過ぎに減量をギブアップしたことが発表された。具志堅用高会長は「重大なことが起こってしまった。あってはいけないことが起こってしまった。汗がひとつも出ない。日本でこんなことが起こって、申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 試合は行われる方向で15日午前8時に当日計量を行い、リミットよりも10ポンド=4・5キロ重い55・3キロを上回ると中止となる。比嘉が勝てば、王座は空位。引き分けでも空位。挑戦者が勝てば新チャンピオン。なお、比嘉がKOで勝てば16連続KOの日本新記録は認められる。

 挑戦者で同級2位クリストファー・ロサレス(23)=ニカラグア=は50・5キロで1回でパスした。戦績は比嘉が15勝(15KO)、ロサレスが26勝(17KO)3敗。

 比嘉は軽量級の範疇を超える筋肉量を持つ。胸囲97センチは20キロ以上重いミドル級の村田諒太(98・5センチ)と1・5センチの差しかない。最近は毎試合減量に苦しんでおり、王座を奪取した昨年5月のフアン・エルナンデス(メキシコ)戦前には減量苦と重圧からパニック障害も引き起こした。

 挑戦者のロサレスは1回目の計量後、「すごく残念だし、悲しく思っている。(もし比嘉が)タイトルを失うと、それは夢を失うのと同じこと。比嘉のために心を痛めている。比嘉が体重を落として、試合ができることを祈っている」と話していたが、願いは届かなかった。

 最近の世界戦での体重超過は、3月のWBC世界バンタム級タイトルマッチで山中慎介(帝拳=引退)とのダイレクトリマッチ(直接再戦)に臨んだ王者ルイス・ネリ(メキシコ)が1回目の計量で2・3キロという前代未聞の体重超過を犯し、約2時間後の再計量でも1・3キロオーバーで王座剥奪となった。

 また、昨年5月のWBC世界フライ級タイトルマッチで比嘉大吾の挑戦を受けた王者フアン・エルナンデス(メキシコ)、同4月のWBO世界バンタム級タイトルマッチで大森将平(ウォズ)が挑戦した王者マーロン・タパレス(フィリピン)らが体重超過でタイトルを失っている。

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『比嘉大吾「すみません」初回KOでV2 涙目の具志堅会長「もう終わったの」』 ~ 皆さんの反応まとめ

 ◇プロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチ12回戦 王者・比嘉大吾―同級9位モイセス・フエンテス(2018年2月4日 沖縄県立武道館)

 狙って、奪ったKO劇だった。王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)が、挑戦者で同級9位のモイセス・フエンテス(30=メキシコ)を1回2分32秒にKOで下し、2度目の防衛に成功。積極的に前に出てくる挑戦者はかっこうの獲物だった。

 立ち上がりの1回、比嘉は右ボディーストレートであっけなくキャンバスに沈めた。「高いお金を払って1ラウンドで終わってすみません。TV局の皆さんもすみませんでした。倒すと言って臨んだので、やっぱかっこいいですね。持ってる男ですね」。激闘の傷跡もなければ、汗もほんのわずか。15戦連続KO勝利は86年の元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史(帝拳)、07年の牛若丸あきべぇ(協栄)の日本最多記録に並ぶ史上3人目の快挙となった。

 沖縄での世界戦開催は所属ジムの会長で、同県石垣島出身の具志堅用高会長(62)が現役時代の81年にWBA世界ライトフライ級タイトルマッチでペドロ・フローレス(メキシコ)に12回KO負けで、同王座の14連続防衛に失敗して以来。同県浦添市出身の愛弟子がその無念を晴らした。そんな比嘉に具志堅会長は「もう試合が終わった」とおどけ、潤んだ目を隠した。

 これでプロデビューから15連続KO勝利。「KOがなければただの世界王者。特別な王者になるためにもこれからもKOを続けたい」と比嘉。22歳のチャンプはまだまだ記録を伸ばし続ける。

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